治療メニュー

【一般歯科】

一般歯科とは、小児歯科・矯正歯科・口腔外科・インプラント・ホワイトニングといった特殊な歯の治療以外のむし歯治療や歯周病の治療、入れ歯の作成など、通常患者さんが通院した際に受ける治療のことをいいます。
中平歯科クリニックでは、一般歯科治療においても必要なら最新のレーザー治療器や全身管理モニターなどを使用して安全で効果的な治療を目指しております。
また。近年話題となっている「Tooth Wear」(トゥース ウェア:歯の疲労)に対しても早期の対応から将来の進行を防止する取り組みを行っております。
歯の手入れを行っているにもかかわらず、歯の先端が異常に削れてきたり、欠けたり、ひび割れが生じたり、刺激物でしみたりするのは、この「トゥース ウェア:歯の疲労」が原因かもしれません。
この「トゥース ウェア:歯の疲労」は、「むし歯」「歯周病」に続いて第三の歯科疾患として最近認識されるようになり、原因をしっかりと追究しながら、最善の手当てを早期に行うことをお勧めします。
トゥース ウェアの原因としては、無意識に内にしてしまう「噛み締め癖」や「無音で自覚症状の薄い歯軋り」「過剰な歯ブラシ」など物理的な原因や、スポーツ飲料水や清涼飲料水などの酸性飲料水のチョコチョコ飲みによる「酸蝕症」など、日常生活の中に隠れた原因があり注意が必要です。

【歯科口腔外科】

歯科口腔外科とは、あごの骨や周囲の隣接する組織に起こる病気、全身疾患などに関連あるお口の病気にも対応する診療科です。
当院では、外傷による歯の破折や歯の脱臼、口唇や舌の裂傷などにも対応しておりますが、入院治療が必要な重症の場合は、大学病院や関連の基幹病院・名古屋第二日赤病院等と連携して治療にあたります。
また、最近急増している顎関節症に対しても、レーザー治療やスプリント治療等で治療を行います。
親知らずの抜歯についても、外来治療で可能なケースと入院治療が適しているケースがありますので、レントゲン等で精査の上、患者様のご希望を踏まえて治療方針を決めていきます。
また、口唇や口腔粘膜、舌などに生じる粘膜疾患についても対応しております。

詳しくは中平歯科クリニックへご相談ください。 電話番号 052-808-0033


【小児歯科】

小児歯科とは、お子様の歯と全身の健康を守るために虫歯の予防と早期発見・虫歯の早期治療・不正咬合の早期発見と予防、食育etc… お子様の健康管理をする診療科です。 最近増加している後天性不正咬合は、乳歯が生えた後の食習慣が影響をしていることが多いようです。
お子様が、繊維性の高い根菜類や鶏肉などを上手に飲み込めずに、口から出してしまうことはありませんか? これは、咀嚼(そしゃく:噛み砕く)能力が低いだけではなく、嚥下(えんげ:飲み込む事)能力も未発達のため、飲み込めないのです。
いつまでも離乳食に近い軟らかい物ばかり食べていると、この大切な嚥下機能が身に付かず、結果として歯列狭窄から不正咬合が生じる場合があります。
「硬いものを食べれば良いのですか?」とよく親御さんに質問を受けますが、そうではなく、「噛み応えのある繊維性の食物を、正しい姿勢でよく噛んで、正しい嚥下方法で飲み込む」ことが大切なのです。
詳しいお話は、お子様を診察した上で分かりやすく説明しますので、心当たりのあるお子様は、一度受診をしてみてください。状況を確認した上で、食事内容、姿勢、咀嚼方法、嚥下方法の指導を行います。
また、当院では小児に対しても歯科衛生士がブラッシング指導を行い、う蝕や歯肉炎の予防処置を行います。


【周術期口腔機能管理】

平成24年度に閣議決定された『がん対策推進基本計画』が始まりました。そのなかで示された「がん患者の口腔ケアへの取り組み」に対応する形で、医科と歯科が連携してがん患者さまの口腔管理を実施する必要があります。
具体的には「がんの全身麻酔による手術」前後の口腔機能管理による手術時のトラブル防止や誤嚥性肺炎、局所感染の予防と「がん治療を放射線・薬物療法(抗がん剤)」で行う場合の口腔粘膜炎や口腔内感染症等に対する口腔機能管理をがん治療の支持療法として位 置づけ、治療の質の向上を目指すものです。
当院では名古屋記念病院をはじめ名古屋大学医学部病院、藤田保健衛生大学病院、愛知県がんセンターなどのがん拠点病院と連携して周術期口腔機能管理の実施と、周術期口腔機能管理関連の研修会・講習会の開催、各病院の認定連携医の育成に携わっております。